市俳句協会新年句会

2月8日(土)中央公民館にて
顧問の奥村誠一路先生、西田さい雪先生にご参加いただき
野々市市俳句協会新年句会が開催されました。

当日の秀句抄をご紹介いたします!

会長杯
味噌蔵の糀(こうじ)つぶやき寒ゆるむ           瀬戸 初枝

秀句抄
海鳴(うみなり)のかむさる村や野水仙           辻  文江

年酒(ねんしゅ)酌(く)むまづは野々市いち椿       山田 深雪

梯子(はしご)乗り草履揃えて脱ぎにけり          山田 深雪

厳冬の修行道歩す奥比叡                   掘 榮美子

一羽立ち百羽したがふ夕白鳥                田村 愛子

風花(かざはな)のひねもす降りて地に積まず           中村 珠栄

近くまで来てゐし春のまた逃ぐる              西田 さい雪

寒行(かんぎょう)の風に折れ行く鈴の音              松原 八重子

奥村誠一路先生特選
ひとつまみ七種(ななくさ)加へ離乳食            大橋 翠節

西田さい雪先生特選
初稽胴着の白の極(きわ)立てり               藤谷 幸恵

どの句も、5・7・5のたった17文字を見るだけで、
それぞれの光景がパッと脳裏に浮かび、その音・その香り・その味までもが
感じられるかのようですね。
新春らしい素晴らしい句ばかりでした。
感じるままに、あなたも一句、詠んでみてはいかがでしょうか??

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