研修旅行に行ってきました!


毎年恒例の秋の研修旅行
今年は中京・東海方面へ総勢44名の参加者で行ってまいりました!

朝7時半に野々市市を出発し、
岐阜県関市へ...マイナスイオン溢れる広大な岐阜県百年公園内にある
10:20<岐阜県博物館> を見学→


岐阜県の大地の生い立ちや発見された恐竜の化石、
先史時代から現在までの岐阜の歴史や岐阜県の美術工芸品、
植物・動物・岩石などを観れるほか、
特別展『里山いま昔』にて自然と人とのかかわり方を考えさせらました。

さらに『木目透かし彫り 吉祥彫 ~銘木と匠が織り成す新世界~』の展示では
木の年輪を生かして、柾目挽きした板面に書・版画・絵画などを描き写し、
高圧空気と研磨剤を噴射して木目の間を彫り抜く、
非常に繊細で立体的な作品の数々に
同じ文化人として、自身の作品に新たなインスピレーションを
抱れた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

11:40 和食 植野屋で昼食→

食後、岐阜県各務原市へ...
12:55 エーザイ株式会社の<内藤記念くすり博物館>で見学→

全国から集められた古い看板や薬入れ等が展示されており、
さらに館内では脳年齢や骨年齢、体脂肪・脈拍などが測れるコーナーがあり、
プチ健康診断状態で順番にチェックされ、「若かった!」「ダメだった...」とそれぞれ楽しんでおられました。
見学後、いよいよ今回の目玉ともなる名古屋へ。
14:30 <名古屋ボストン美術館>
開館15周年記念特別展 『美術する身体』 の鑑賞→

ここでは日本初公開のパブロ・ピカソの作品
『サビニの女たちの略奪』を観ることができました!
個性的な構図、独特の色づかい、ほかに類を見ない人物描写、
パワーに満ちた哀しみの作品は圧巻でした。
ピカソは、“人生の中で何度も違う絵描きになった”といわれるように
ものの形を複数の視点からとらえる描き方や、昔の巨匠が描いた作品の
構図を研究して、様々な新しい表現を生み出したそうですが、
“天才”と称された人でも、努力を惜しまず
また自らの世界にこもらず、他を知り、研究し、受け入れるという姿勢に感激してしまいました。

世の中の悲しみ、情熱、あるいは歓びなどの人間の感情を
絵という形で素直に表現し、伝える・・・という美術。
それが唄や舞いなら民謡、
それがコーラスや演奏なら音楽、
それが句や詩となれば俳句や短歌、
それを花で表現すれば華道。
表現方法は違っても
すべてが繋がっていて
すべてに心がある。
文化って本当に素晴らしいですね。

天候にこそ恵まれませんでしたが、みなさん大満足で
野々市市に帰り、無事解散する事ができました。
ご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました。

文協マーク

野々市市文化協会
〒921-8815
石川県野々市市本町5丁目4番1号
野々市市文化会館フォルテ内
TEL : 076-248-8000
FAX : 076-246-2391

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