読書会連絡協議会

代表者:藤井 真人(ふじい まこと)
設立年:昭和61年
会員数:20名
活動場所:中央公民館

その他:イベントとして年1回 合同読書会、文学散歩、椿まつり公開文学講演会主催、県読連協主催「本を読む仲間の集い」に参加。石川県読書会連絡協議会所属。

すずかけ読書会:毎月第3水曜日10時~12時
ふれあい読書会:毎月第4土曜日10時~12時
野露読書会:毎月最終土曜日13時30分~16時

連絡先:野々市市本町5丁目20ー11
電話:076-248-2414(藤井)
メール:hotepoque1968@gmail.com

年々本を読む人が減っているという調査結果が出ています。月に1冊も読まない人が6割を越えるようになりました。いつの間にか本を読むのがハードルの高いことになってしまいました。私たち読書会の人も興味のない本だとすぐに眠くなり読むのをやめてしまいます。本を読む習慣のないのは、まだ自分に合った本と出会えてないからかもしれません。

昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」を見て興味を持たれた方は大勢いらっしゃると思います。ただ、原作の源氏物語は現代語訳でも読むのはしんどいです。誰が話しているのか戸惑ったり、登場人物が多すぎて長い物語の間に忘れてしまったりします。そこで私たちは集まって読み合わせをしながら少しづつ理解できるようになりました。そうすると源氏の世界が見えるようになり、平安の雅を感じられて離れ難くなりました。

一人で本を読まれている人も、一度読書会に参加されてみると他の人がどんな風に読んだか参考になったりします。何よりも自分の感じたことを話す機会ができて、読むだけじゃなく話すことも楽しくなります。あなたも読書会に入って読む習慣を付けられてはいかがでしょうか?

(読書会連絡協議会会長 藤井真人)

学びの杜ののいちカレード内
図書館HPへのリンク

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お知らせ
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『姫ヶ生水』はどんな小説か

1.大正中期から終戦直後までの、3人の娘を育てる母親の半生記。

2.舞台は現在の南加賀の山村で、架空の「霞谷村」を借りて、庶民の苦難と喜びの人生が描かれる。

3.実在の「姫ヶ生水」に伝わる謂れから平家の落人伝説に飛ぶ幽玄な物語が語られる。

4.真っ直ぐに生きる主人公たちの、古き良き時代の、今は失われがちな善意に心が洗われる。

5.私たちの郷土にかつて生きた人々の繁栄があった様子が、小説家の想像力で再現される。

主催者からのひと言

著者は金沢市民文学賞を受賞されておられますが、もし白山市民文学賞があったらその賞こそ相応しいと思われます。野々市市民の私たちにも充分共有できる作品です。是非、当日著者本人を迎えてみなさんとそれを確認しましょう。

 野々市市読書会連絡協議会会長

藤井真人

 

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