「椿挿し木講習会」開催報告
令和7年7月19日(土)野々市中央公園内椿育成棟にて(公財)いしかわ県民文化振興基金助成「椿の文化を次世代に語り継ぐ事業」の一環として「椿挿し木講習会」が開催されました。

灼熱の日となりましたが参加した34名の皆さんは汗だくになりながらも、椿に関する講習を熱心に聞き、挿し木の技術を学んでいました。






椿「野々市」や西王母、太郎冠者、紅侘助、乙女椿、ことじ、数寄屋侘助など11種類の穂木が準備され、挿す穂木の不要な葉や芽を取り除き、切り口に発根促進剤を付けて鉢に挿せば完成です。
一つの鉢にたくさんの品種を挿し木するため、残した葉の裏にマジックで品種名を書いておくことがポイント!年月とともにマジックが薄れるので書き直しも忘れずに。
夏の間は毎日、冬場は週に1回の水やりで大切に愛情を注ぐと、1年経てば8割は根付き、3年ほど経ってようやく20センチほどの苗木になるようです。













































持ち帰った苗が皆さんのお庭や軒先で強く大きく育ち、美しい花を咲かせますように!

ご参加ありがとうございました。