アートスクール第3弾!洋画&工芸編
平成28年7月29日(金)
夏休みアートスクール第3弾は、菅原小と御園小にて行われた
洋画部門と工芸部門でした。
まずは、洋画部門の菅原小学校の様子をご紹介いたします。
美術文化協会:洋画部門の中山一昭先生をはじめとした諸先生方に教わって「てんてんで絵をかいてみよう」という洋画部門では初めての試みとなる教室でした。
好きなものを画用紙に下書きした後、水彩絵の具で薄く色付けしその上から点々で色をのせていくという手法です。
参加した3年生から6年生の17名の生徒の皆さんは絵を書く事が好きだという方ばかりだということで、皆さんとても真剣に、そして楽しそうに取り組んでいる様子でした。
3年生の男子生徒は「こりゃー根気がいるなぁ!」とつぶやきながらも、微妙な色合いの点々を黙々と描き、完成した折には「大変だったけど、楽しかったぁ!!」と出来上がりに満足していました。
続いて、工芸部門の御園小学校の様子です。
工芸の教室はこれで3回目とのことですが、人間国宝である中野孝一先生に教わって蒔絵の体験ができる教室という事で、ケーブルテレビ局の取材も入り、参加した5、6年生の10名の生徒の皆さんは緊張しながらも思い思いのデザインのお茶碗を完成させるため集中して取り組んでいました。
教室内は独得の匂いに包まれ、金属粉や貝殻からできた綺麗なチップを貼りつける作業は、見ているこちらも息をのむ雰囲気でした。
出来上がったお茶碗と共に、生涯思い出に残る貴重な体験だったと思います。中には、将来を左右するきっかけになる体験だった生徒さんもいたかもしれませんね!
今回出来上がった作品はいずれも市美術展(9月4日~11日)にて展示されます。
どうぞお楽しみに!