将棋協会ニュース 第207号発行
「野々市将棋協会・ニュース 第207号」が発行されました。
第207期順位戦成績について、抜粋いたします。
地球環境が激変したかと思われるほどの暑さが続いているが、今期A、B、C級とも白熱した戦いが繰り広げられた。
<A級>
優勝は松野健司さん。
13勝0敗は抜群の成績で2期ぶり14回目の優勝は見事。2位以下7位まで7勝が6人続くが、こんなことはまず記憶にない。道下凱仁君はA級強豪のパンチ力の洗礼を浴びた格好だが、最初はこんなもの、再度挑戦してほしい。
<B級>
優勝は11勝5敗で米林明彦さん。
怪腕発揮で中嶋大輔さんを順位の差でかわした。佐藤蓮君はA級初挑戦、三馬小6年生で将来の石川県棋界の有望株。北野浩充さん、最終日3勝を挙げ、最下位で残留を決めた。
<C級>
小谷賢章さん、22勝3敗で優勝。
細川陽さん、岡展生さんも順調に星を伸ばし昇級。ここで一つお願いがある。A級で活躍できるほどの強豪は、C級では当然ながらほとんど負けず、将棋の内容も一方的になりやすい。なんとか工夫して降級してもB級までに留まってもらえないか。実は「野々市(順位戦)はレベルが高すぎる」との理由で敬遠する向きがあるのだ。勉学、仕事が最優先すべきはいうまでもないが。
(文:窪田)
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第208期 順位戦は8月2日(木)~9月27日(木)です